理事長 あいさつ

 私ども「NPO法人北本市手をつなぐ育成会」は「NPO法人北本市手をつなぐ親の会」が中心となり、平成17年(2005年)11月に法人として認証され、今年で16年目を迎えます。
「北本市手をつなぐ親の会」は「北本市肢体不自由児父母の会」と協力し、市の施設を借用して、平成11年(1999年)4月に「ふれあいの家」を開設。また、平成16年(2004年)4月には「ふれんどりぃ」を開設し、障害者の日中における支援を行ってまいりました。
 その後両施設は、平成18年(2006年)4月より北本市立の障害者施設として効率化が図られ、北本市心身障害者地域デイケア施設「北本市立ふれあいの家」として統合され、市の方針で指定管理施設と位置付けられたことから、「北本市手をつなぐ親の会」が中心となり、指定管理業務を行うためのNPO法人を設立。以降、「北本市ふれあいの家」の指定管理事業者として、長きにわたり運営・管理に携わってまいりました。
 現在は、平成21年(2009年)4月より障害者自立支援法に基づきます生活介護型の障害福祉サービス事業所「北本市立ふれあいの家」として、当法人の理念であります「供に生活し」「供に働き」「生活の質」を高める場として、また、「好きなこと」「楽しみ」を大切にしながら、個々の力が充分発揮できるよう支援に努めております。
 また、指定管理業務に相談支援業務が追加されたことから、平成27年(2015年)4月より指定特定相談支援事業所「ぽぽろ」を開設。平成29年(2017年)5月より障害者の地域における生活や活動の拠点として、法人所有の「グループホームたんぽぽ」を運営しております。
 今後、ますます福祉サービスの多様化、複雑化が予想される中、私たちNPO法人の役割と責任が益々問われることを肝に銘じて、事業の遂行にあたりたいと考えております。
 今後とも、地域の皆様と共に歩みを進めてまいりますので、より一層のご支援、ご指導をよろしくお願い申し上げます。

理事長 村田則弘